瑞泉 御酒(うさき) 720ml【沖縄県の泡盛】
瑞泉 御酒(うさき) 720ml【沖縄県の泡盛】
沖縄県那覇市 瑞泉酒造
原材料:米麹(タイ産米) 蒸留方法:常圧蒸留 アルコール度数:30%
瑞泉酒造株式会社は明治20年(1887年)5月1日に創業。その昔、琉球王府は高い品質を保持するために、首里三箇と呼ばれる首里の城下町、崎山・赤田・鳥堀でのみ泡盛の醸造を許可し厳しい管理下におき、伝統の味を守り続けてきました。
首里の銘酒“琉球泡盛瑞泉”は、弊社瑞泉酒造株式会社の創始者であります喜屋武幸永⽒が名付けたものであります。かつて首里城内の第二門に登る石段途中にこんこんと湧き出る泉があり、正式名は「瑞泉」でありますが、 水は、⿓頭を形取った樋口から出てくるので通称「⿓樋」と呼ばれています。
その泉から流れる水は清冽そのもので、周囲には泉を讃えた碑文数本建てられていたようです。この清らかな泉のように清冽で芳醇な酒造りをめざし、また伝統ある泡盛造りがますます発展し、代々永く受け継がれていくように願い、この泉に因んで銘柄に“瑞泉”と命名したといわれています。
御酒 30度は瑞泉酒造と東京大学のタッグで造り出された泡盛です。きっかけは東京大学に保管されていた戦前の黒麹菌。フルーティーな香りとスッキリとした味わいが特徴的です。カクテルベースにも適しているので、自分好みのカクテルを一度作ってみましょう。
大戦の戦火をまぬがれた黒麹菌を使用し、昔ながらの技法によって復刻させた泡盛です。
白梅香にも似た芳香な香りとまろやかさは、独自の低温発酵と通風製麹法によるもの。「御酒 - うさき」は、瑞泉酒造が沖縄の戦前の黒麹菌を使用して醸造した泡盛です。この戦前の黒こうじ菌は、1998年に60年ぶりに東京大学で存在が確認された貴重なもので、発見当初は酒ができる確率が半分あるかないかという状況でした。しかし、関係者の熱心な努力により、見事に復活を果たしました。
この復活を遂げた泡盛は、古き良き時代の味わいを感じることができる一品です。ぜひ、その歴史を背負った泡盛を味わい、その深い味わいと風味を堪能してみてください。また、日本の酒造りの伝統や技術を支える貴重な黒こうじ菌の復活に感動し、泡盛の新たな魅力を発見することができるでしょう。