TOKYO SAKE OF VALUE
朝倉SHERRY CASK FINISH 500ml【福岡県の麦焼酎】
朝倉SHERRY CASK FINISH 500ml【福岡県の麦焼酎】
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原材料:麦、麦麹 アルコール度数:40%
福岡県朝倉市 (株)篠崎
篠崎は樽で熟成させた古酒の麦焼酎を得意にしています。長期間熟成させた麦焼酎は琥珀色に変わり、馥郁とした甘い香りを放ちます。
ただ、現行制度上焼酎には吸光度(色味)の制限があり、決められた吸光度まで落とさねばなりません。濾過が必要となります。
しかしながら、濾過により色味のみならず素晴らしい香味まで失われてしまいます。
「樽から出したそのままの味と香りの感動を味わっていただきたい」。
そこで考えついたのが、リキュールというカテゴリー。
制度上吸光度の制限のないリキュールというカテゴリーで出すことで、過度な濾過を避け、素晴らしい香味を表現できました。
ウイスキー造りにひとつの足跡を残した人物として、アドレナリンの発見で有名な薬学・生化学者の高峰譲吉(1854~1922)の名を挙げることができる。母方の実家が石川の酒造家であった高峰は、1890(明治23)年に元麹改良法の研究が認められてアメリカに招かれ、モルト(大麦麦芽)を用いずに麹を使ってトウモロコシからアルコールを造る方法の実験に成功した。また小麦のフスマを原料に元麹をつくり、ウイスキー造りを行う方法を開発。現地(イリノイ州)に法人を設立し生産する準備を進めたが、麦芽生産業者などの妨害により挫折してしまった。この実用化が広がっていれば、バーボンを始めとするアメリカのウイスキー造りは、現在とは異なるものへ変化を遂げていた可能性もある。
高峰は1894(明治27)年にタカジアスターゼを発見。これはデンプンを分解(糖化)する代表的なアミラーゼ(酵素)であり、グルコース、麦芽水飴、アルコールやウイスキー製造への利用のみならず、製パンや胃腸薬などに広く利用されることになった(高峰は三共製薬の創業者でもある)。
そんな高峰の古巣が篠崎なのである。そして高峰の当時の手法を参考にしたウイスキー(現在の日本の酒税法でリキュール表記)が、朝倉なのである。
大麦を原料に麹を用いて焼酎を製造(単式蒸留器で二度蒸留)し、アメリカンホワイトオーク樽で最低でも6年間熟成後、2種類のシェリー(マンサニージャ・オロロソ)樽で約1年間追熟させました。
マンサニージャの樽で追熟した原酒は、ナッツ類を思わせる香ばしい香り、フレッシュで微かな酸味も感じられる爽やかな味わいに。オロロソの樽で追熟した原酒は、甘やかで濃厚な香り、しっかりとした熟成間を感じる力強い味わいに仕上がりました。
個性の異なるこれらの樽にて追熟を行ったのち、熟練のブレンダーがブレンドを行いました。仕上がり品は、ほんのりとしたナッツ香や甘く濃厚な香り、若干の酸味を感じられながらしっかりとした熟成を感じられる奥行きある味わいの一品となっています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
※飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
※妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
※お酒は楽しく、ほどほどに。飲んだ後はリサイクル。
※20歳以上の年齢であることを確認できない場合には酒類を販売いたしません。
※20歳未満の飲酒防止のため年齢確認をさせて頂いております。予めご了承ください。


