アムルット ピーテッド カスクストレングス
アムルット ピーテッド カスクストレングス
原産国 |
インド・バンガロール アムルット蒸溜所 |
設立 | 1948年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 62.8% |
スペック | シングルモルト |
商品説明
世界最大のウイスキーの生産国および消費国であるインドにおいて、アムルットは同国初のシングルモルトとして誕生しました。アムルットのシングルモルトウイスキーは、世界に通用するクオリティの高いインド初のシングルモルトウイスキーとして1985年から製造が開始され、20年を超える歴史があります。「AMRUT」とは、サンスクリット語で「人生の霊酒」という意味です。アムルット蒸留所は、1948年に、ラダクリシュナ・ジャグデール氏によって、インド南部カルナータカ州の州都バンガロールで創業しました。
ウイスキーの蒸留所としては世界で最も高い場所である、標高920mに建設されています。南インドの熱帯性気候に属し、年間の総雨量は860ミリに達します。この清潔で緑豊かなバンガロールという気候に恵まれた土地で、素晴らしいウイスキーが熟成されています。創業以来、60年以上もの間、少ないながらも素晴らしい蒸留酒を作り続けてきました。
標高920メートルを超えるバンガロールは、夏の気温が32℃、冬は12℃という年間を通じて過ごしやすい温暖な気候です。インドの田園都市とも呼ばれ、農作物も豊かに実る土地です。 高地と温暖な気候という特異な「テロワール」は、アムルット蒸留所が作り出すウイスキーの熟成に大きな影響を与えています。ウイスキーは、樽の中で蒸散、呼吸と濃縮を繰り返すことで熟成が進み、琥珀に色づき、香りが複雑さを増していきます。スコットランドでは、その過程において樽の中のウイスキーは年間約3%がエンジェルシェアとして蒸発していきます。このバンガロールにある蒸溜所の敷地内に貯蔵庫は建っており、この内部は熱帯のような独特な環境となっています。その中で、オーク樽に入れたウイスキーを3年以上熟成させるのです。この自然地理的な要因によって、熟成は急速に進みます。そのため、“エンジェルズ・シェア(天使の分け前)”と呼ばれる、熟成中に揮発蒸散していくウイスキーの割合は、スコットランドの約3倍の10~16%、平均で年間12%と非常に高いものとなっています。アムルット蒸留所で熟成するウイスキーは、スコットランドと比べて3倍のはやさで熟成が進むと言われています。
スコットランド産のピーテッド麦芽を使用したピーテッドタイプのカスクストレングス版。冷却濾過をせず、樽出しそのままの味わいを生かした逸品です。
フェノール値は、15~20ppm程度。熟成年数は4~5年と短熟ながら、エンジェルズシェアの高いインドならではの熟成感のある味わいです。
味わい:フレッシュな生き生きとした麦の味わい。その後、突然ドライなオーク、強烈なモルティさになる。
余韻:ピートが主張しすぎることなく、驚くほどすっきりとして、繊細で優美。砂糖を入れないマイソールコーヒーのような味わいが続く。バーボン樽の味わいの中に、やわらかなリコリスや糖蜜の甘さが残る。。