ベンリアック 12年 スリーカスクマチュアード
ベンリアック 12年 スリーカスクマチュアード
原産国 |
スコットランド スペイサイド ベンリアック蒸溜所 |
設立 | 1898年 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
スペック |
商品説明
ベンリアックとは、ゲール語で"灰色がかった山”という意味。
1898年、スペイサイドに誕生したベンリアック蒸留所は銘酒ロングモーンと同じエルギン地区にあり、創業もロングモーンと同じジョン・ダフによるもの。そのためロングモーンの弟分としても知られています。
1983年には、当時のスペイサイドの蒸溜所としては極めて革新的にピーティータイプのシングルモルトの製造を開始している個性的な蒸留所でしたが、1994年までオフィシャルボトルがリリースされず、ウイスキーのほとんどは、自社(シーバス・ブラザーズ社)のブレンデッドの原酒として使用されていたため、市場では手に入りにくく、優秀な兄の陰に隠れた存在でした。
2004年ベンリアック蒸留所は、かつてバーン・スチュワート社でマネージング・ディレクターを務めていたビリー・ウォーカー氏、南アフリカのイントラ・トレーディング社のジェフ・ベル氏、そしてウエイン・キースウェッター氏の3名が、南アフリカを拠点としたザ・ベンリアック・ディスティラリー社を発足し、ベンリアック蒸留所を買収しました。同社はベンリアックを「シングルモルト」として販売する方針を打ち出し、1966年や1970年といった古いヴィンテージを含む興味深い製品を次々とリリース。
その素晴らしい品質が評価され、ウイスキーマガジン誌とモストアドヴォケート誌で世界No.1蒸留所に選ばれ、ベンリアックの名前が前面に出るようになりました。
そのわずか3年後の2007年にアメリカのウイスキー専門誌モルトアドヴォケートでディスティラリー・オプ・ザ・イヤーを獲得し、世界一の蒸留所に登りつめました。
ベンリアック 12年 スペイサイド・シングル・モルト・スコッチ・ウイスキー・スリー・カスク・マチュアードは、シェリー樽、バーボン樽、ポートワイン樽の3つの熟成原酒をヴァッティングしてつくられた、ノンピートタイプのシングルモルト。
マスターブレンダーはレイチェル・バリー。味の複雑さ・奥行きを生み出せるブレンダーで「革新」と「際立つ品質」のシングルモルトスコッチの生産者として知られています。
2016年に、Spirits Business magazineで世界のTop 10 Female Master Distillers and Blendersに選出されました。伝統を大切にし、1990年代のベンリアックのデザインを参考にしたシンプルなデザインにパッケージがリニューアルしました。
ゴールデンブロンズ(金銅色)。芳醇なメープルハニー、カカオ、焼いた果物などを思わせる香り。チェリー、焼いたオレンジやヘーゼルナッツ、白ブドウやスパイスモカの余韻が感じられる味わい。
何層にも重なるフルーツやオーク由来のスパイスが香る、芳醇な甘みとスペイサイドの特徴であるフルーティーな味わいが共存する逸品。